こんにちは、あきぞらです。
自分は読書家では無いのですが、これまで本を読んできて「これは人生が変わったな」と思った本があるので紹介しようと思います。
めちゃくちゃ有名な本で今さら紹介するまでもないと思うのですが、「7つの習慣」です。
この本を読むきっかけ
この本を読んだのは僕が27歳の時でした。
僕は社会人スタートが普通の人よりもかなり遅く、この時で社会人2年目とか3年目とかでした。当時、思っていたのは
「社会人になったは良いものの、何を指針として生きていけば良いのか分からない・・・」
27、28でこの状態でした。なかなかヤバイと思います。そこで出会ったのがこの本でした。どこで出会ったかと言うと、どこかのニュースサイトで見かけたとかだったと思います。スタートアップで活躍する若手社長がほぼ毎日読んでいる、とかのような記事だったと思います。
「生き方」が書いてある
かなりざっくりしているのですが、この本には「生き方」が書いてあります。
- 自分の人生をどう歩んでいけば良いのか
- どういうマインドを持つと自分の人生をコントロールできるのか
- 他人とどう生きていくか
等々が書いてあります。テクニック的なことはあまり書いてありません。どういう心持ちで生きるべきなのかがエピソードを交えながら書いてあります。
自分の影響の輪の中にあるものだけに集中する
個人的にこの本を読んで最も影響を受けた考え方は、「自分の影響の輪の中にあるものだけに集中する」ということです。
「友人の就職先」、「自分が応援するサッカーチームの話」、「政治の話」、「有名人のゴシップ」、「上司の仕事の仕方」等々、これらは全て自分には影響力を持たない事柄です。
これらに消費する時間を限りなく少なくし、自分が影響を持ちうる事、例えば
- 自分の能力、スキル、考え方、行動
- 他人に対する考え方、思いやり、配慮
- 将来の計画、ビジョン
これらに使う時間を増やそう、という考え方が自分には非常に影響を受けました。今までは自分の人生に何の影響も及ぼさないことに時間を使いすぎていたことを反省しました。
「緊急ではないが重要」なことにコミットする
影響を受けた考え方はまだあります。「緊急ではないが重要なこと」にコミットするということです。
自分のタスク・やるべき事には全て4つに分類することができます。
- 緊急であり重要なこと
- 緊急ではないが重要なこと
- 緊急であるが重要ではないこと
- 緊急ではなく重要でもないこと
この二つ目の「緊急ではないが重要なこと」に時間を割くべきだ、とこの本は言います。
「緊急ではないが重要なこと」とは、将来の計画を立てる、能力開発のための勉強をする、等のことです。これに使う時間を増やすことで、人生を豊かにすることができる、とこの本は主張します。
実際に私も、SIerにいながら可能な限り土日をWeb系の開発技術の勉強時間に当てたことで、何とか転職することができ、キャリアチェンジすることができました。
受験勉強にも同じことが言えると思います。将来の来るべきテストのためにどれだけ準備できるかが勝負だと思います。自分は「将来に備えて準備する」ということがメチャクチャ苦手だったので、これに影響を受け将来について考える時間を増やしました。
この本から影響を受けた事はまだあるのですが、適宜追記していこうと思います。
この本は人生の節目に読むとすごく良いのかなと思っています。転職・退職した時、入学・卒業した時、誰かの冠婚葬祭のタイミング等々です。人生について再度考えることができると思います。
個人的にはオーディオブックで聴くのがオススメです!